【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日、米公共ラジオ(NPR)のインタビューで、新型コロナ感染症で打撃を受けた雇用の完全改善には時間がかかり「経済活動を低金利で長期的に支えることが必要になる」との認識を示した。具体的には「数年間」とした。

 FRBは先週、物価上昇率が一時的に2%を超えても金融緩和を続けて雇用の最大化を目指す新たな方針を決定。事実上のゼロ金利政策を複数年続ける長期戦の構えを見せている。

 パウエル氏は、8月の米失業率が8・4%に改善したことを歓迎しつつも「回復は続いているが、ここからがより大変だ」と指摘した。