関西電力会長で前経団連会長の榊原定征氏(77)は4日、共同通信のインタビューに応じ、役員報酬を退任後ひそかに補填していた問題について「どうして密室で決めたのかが、どうしても納得できない」と語り、旧首脳らを批判した。内向きの企業体質を改めるため「社外取締役だけで自由に議論する場をつくり経営に反映する体制が必要だ」とも述べた。

 榊原氏は東レ出身。関電役員らによる金品受領問題を受け、経営改革のため6月、会長に就任した。関電では金品受領問題をきっかけに、東日本大震災後の電気料金値上げに伴い削減した役員報酬を補填していた問題も表面化した。