【ウィーン共同】イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関(IAEA)は4日、イランの低濃縮ウラン貯蔵量は8月25日時点で、2105・4キロに増加したとの報告書をまとめた。合意が定める上限は202・8キロで、これを大幅に上回り増加が続いている。濃度は4・5%以下にとどまった。

 一方、イランの過去の核兵器開発疑惑に関連する査察を実施したと明らかにした。イランの査察受け入れで、崩壊の危機にある核合意を巡る緊張が緩和した一方、ウラン貯蔵量増加など合意逸脱の深刻化で、国際社会の懸念は高まりそうだ。