国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の調査員が4日、日本が世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)の現地調査を始めた。この日は青森市の三内丸山遺跡を視察。登録にふさわしいかを評価するため、15日までに4道県の全17遺跡を回る。

 調査はオーストラリア人の専門家が担当。三内丸山遺跡では、復元された大型竪穴建物の中に入ったり、自ら写真を撮ったりするなど、縄文時代を代表する大規模集落跡を丁寧に見て回った。

 縄文遺跡群は、農耕以前の生活や精神文化の実態を示す貴重な物証とされる。