今年6月に桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で起きた爆発的噴火で出たとみられる噴石が集落近くで確認されたのを受け、鹿児島県警は4日、将来の大規模噴火に備えた訓練を行った。全島避難を想定し、悪路に強いオフロードバイクを船で上陸させたり、ヘリコプターで孤立者を救助したりした。

 訓練は、噴火警戒レベルが現在の3(入山規制)から5(避難)へと段階的に引き上げられることを想定し、警備課や機動隊など約100人態勢で行われた。機動隊の砂原孝大中隊長(44)は「実際にかかる時間などを確認できた。噴火の際には二次被害に気を付けながら臨機応変に救助したい」と話した。