9月4日が語呂合わせで「供養の日」であることにちなみ、奈良市の世界遺産・薬師寺で4日、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人を供養し、早期終息を祈願する法要が営まれた。

 薬師寺では、2018年から供養の日に合わせて法要を開催。今年は新型コロナの感染拡大を受け、犠牲者の追悼や感染者の回復祈願を目的に実施された。

 同寺の多目的施設「食堂」で、加藤朝胤管主(71)ら僧侶5人が、着用していたマスクを外し約20分間かけて読経し、花びらに見立てた紙をまいて堂内を清めた。

 加藤管主は「コロナ禍が少しでも早く収まってほしいという思いで臨んだ」と話した。