【ロンドン共同】欧米の製薬大手が新型コロナウイルス感染症向けのワクチンや治療薬の開発を加速するため、他のバイオテクノロジー企業へ相次いで資金を拠出している。独自技術を持つ新興企業などとの関係を強化して開発を急ぎ、早期の供給開始にこぎ着けるためだ。他国から重要企業を買収されることなどへの懸念を背景に、政府が出資する例も出ている。

 英グラクソ・スミスクラインは、新型コロナの有望な治療薬候補「抗体医薬品」の開発能力に強みを持つ、米ビア・バイオテクノロジーに2億5千万ドル(約265億円)を出資。

 米ファイザーはドイツのバイオ企業ビオンテックに資金を出している。