東京消防庁は、119番した人にけが人や病人の映像をスマートフォンで撮影、送信してもらう新システム「Live(ライブ)119」を9日から試験導入する。救急隊到着前に現場状況を視覚的に把握するのが目的で、映像を基に応急処置の方法も指導する。4日、報道陣に訓練の様子を公開した。試験運用を通じ新システムを周知し、効果と問題点を見極める考えだ。

 まず同庁の指令管制員が通報者にスマホでの撮影を依頼し、ショートメッセージでURLを送信。通報者がアクセスするとビデオ通話機能が起動し、撮影した動画が転送される仕組みだ。通報者が状況をうまく説明できないケースなどに活用する。