JR鹿児島中央駅(鹿児島市)前に立つ幕末の薩摩藩遣英使節団の記念碑「若き薩摩の群像」に、土佐藩出身で薩摩藩士となった高見弥一と長崎出身で通訳を務めた堀孝之の像が新たに加わり、30日、除幕式が開かれた。これまでの群像は団員19人のうち薩摩藩出身者17人だけだったため、排他的との指摘があった。

 除幕式に参加した高見弥一のひ孫高見長臣さん(76)は「不思議な気持ちがする。今ごろ『仲間同士、良かったね』という話をしているのでは」と思いをはせた。堀孝之の玄孫で鹿児島市に住む富原カンナさん(55)は「命懸けで海を渡った仲間と一緒にいる姿を見て感無量」と笑顔だった。