鹿児島県の奄美大島西の東シナ海でパナマ船籍の貨物船「ガルフ ライブストック1」(1万1947トン)が遭難した事故で、第10管区海上保安本部(鹿児島)は3日午後も、行方不明となっている乗組員42人の捜索を続けた。

 10管によると、現場海域はうねりがあるものの、天候は良好。巡視船と航空機で捜索しているが、2日午後に海上自衛隊のP3C哨戒機が発見した救命ボートは見つからず、有力な手がかりはない。

 2日深夜に救助されたフィリピン人の男性乗組員は、海保の聴取に「船体が横波を受けて転覆した」などと説明。転覆した時間や詳しい場所は分からないという。