【台北、北京共同】台湾の蔡英文総統は3日、公式訪問した東欧チェコのビストルチル上院議長と総統府で会談し「台湾とチェコは権威主義に対抗して民主と自由を勝ち取った」と述べ、基本的価値観を共有し、守っていくことを強調した。中国外務省の報道官は3日、「公然とした挑発だ」と反発し、台湾は中国の一部だと改めて主張した。チェコに対抗措置を取る懸念もある。

 欧州主要国からはチェコを支持する声が上がっており、欧州との協調を演出したい中国の外交攻勢は思惑通り進んでいない。

 蔡氏は、経済や貿易、新型コロナ対策、科学・文化分野での協力を強化する考えも示した。