2018年の台風21号による関西空港の浸水被害から4日で2年。空港を運営する関西エアポートは護岸のかさ上げなどハード面の対策を急ピッチで進めている。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、災害時の感染を防ぐ旅客対応という新たな課題にも取り組む。

 台風21号では高波が護岸を越え、滑走路や電源設備が浸水した。さらに強風で流されたタンカーが対岸との間を結ぶ連絡橋に衝突。空港は一時閉鎖に追い込まれ、利用客ら約8千人が孤立する事態となった。

 被害を教訓に、関西エアは浸水した1期島の護岸のかさ上げ工事を昨年開始。今年8月からは消波ブロック約4万個の設置を始めた。