主に乳幼児に激しい嘔吐や下痢、腹痛を起こすロタウイルス胃腸炎のワクチンが10月1日から原則無料の定期接種として受けられるようになる。今年8月以降に生まれた0歳児が対象。

 厚生労働省などによると、ロタウイルス胃腸炎は5歳までにほぼ全員がかかる感染症。脱水症状や意識障害が出ることもある。毎年8万人近くが入院し、死亡の報告もある。感染性が高く、冬から春にかけて流行する。根本的な治療薬はない。

 ワクチンは液体を飲むタイプで、重症化を防ぐ効果があるとされる。地域によって助成制度があるところもあったが、これまで原則個人負担の任意接種だった。