公益財団法人「ヒロシマ・ピース・センター」(広島市)は28日、平和活動に貢献した個人や団体に贈る「第32回谷本清平和賞」に、核の脅威を訴える詩や絵本を数多く生み出してきた米国出身で広島市在住の詩人アーサー・ビナードさん(53)を選んだと発表した。

 ビナードさんは母国の大学を卒業後、日本語を学ぶため1990年に来日。日本語での詩作や翻訳活動をしていた2006年、米国による太平洋・ビキニ環礁水爆実験で被ばくした日本漁船の体験を描いた「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」(集英社)を出版。第12回日本絵本賞を受賞した。