【モスクワ共同】アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフを巡り27日、両国軍が衝突し、死傷者が出た。アルメニア政府は全土に戒厳令を導入し、総動員態勢を宣言した。タス通信などが伝えた。

 ロシアのラブロフ外相が停戦に向け仲介に当たっている。地域大国のトルコが民族的に近いアゼルバイジャン支持を表明しており、調停は難航する可能性がある。

 アルメニア側の発表によると、27日朝、アルメニア人勢力が実効支配するアゼルバイジャン南部ナゴルノカラバフ自治州に対し、アゼルバイジャン軍が攻撃を加え、アルメニア人勢力とアルメニア政府軍が反撃して本格的戦闘となった。