「地元の誇りだ」「久しぶりのうれしいニュース」。大相撲秋場所千秋楽で関脇正代が熊本県出身力士として初の優勝を決めた27日、地元の宇土市は歓喜に沸いた。市民体育館で開かれたパブリックビューイングには両親や地元後援会のメンバーら約200人が集まり、栄光をたたえた。

 「正代!」「正代!」。正代の名前の入ったオリジナルのうちわやタオルを持った観客が声援を送る中、粘り強い取り組みで相手を制すと、会場は割れんばかりの歓声や拍手に包まれた。初優勝を祝い、グータッチを交わす姿も見られた。

 緊張した面持ちで見守った父の正代巌さん(60)は「良くやった」と胸をなで下ろした。