【ソウル共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が韓国人男性射殺事件について謝罪し、南北関係の緊迫化は回避されたが、韓国内では文在寅政権の対応に遺族の反発が高まっている。男性の兄は、意図的に北朝鮮に越境しようとしたとの韓国側説明を否定。韓国政府は26日、調査を続けると明らかにした。

 男性は海洋水産省の所属で40代。韓国領・延坪島の近海で船に乗り、違法操業の取り締まりをしていた途中、消息を絶ち、北朝鮮側の海域で射殺された。

 兄のイ・レジンさんは、船員であれば救命胴衣は常時着用していると話し、男性が船に配属されたばかりだったことから「転落事故だ」と主張している。