JR東海は24日、東海道新幹線に電力を供給する「トロリ線」の内部に光ファイバーを埋め込み、パンタグラフによる摩耗を検知する新しいシステムを2021年2月ごろから導入すると発表した。摩耗が一定程度進むと即座に検知し、問題のある箇所を細かく特定してすぐに交換可能になるとしている。

 JR東海によると、新システムは30年度末までに、上下線全線計1100キロで導入する予定。費用は約88億円の見通し。

 トロリ線は現在、内部に埋め込んだ金属線に電流を流して状態を診断し、金属線が断線していると警報が出る。1日1回しか診断できず、劣化した部分の特定に手間が掛かっていた。