島根県邑南町の瑞穂ハンザケ自然館は23日までに、自然光や外気温の影響を受けない完全な屋内で飼育する国特別天然記念物オオサンショウウオが、3年連続で産卵したと発表した。

 産卵したのは、広島市の安佐動物公園から20年前に提供を受けた30歳の雌で、体長81センチ、体重7・5キロ。一緒に来た30歳の雄がいる直径60センチの巣穴に、今月12日から出入りするようになった。自然館の学芸員が22日未明、直径1センチ程度の卵約500個が巣穴の中にあるのを確認した。

 オオサンショウウオは、口が大きく顔が半分裂けて見えることから「ハンザケ」や「ハンザキ」と呼ぶ地域もある。