リサイクル燃料貯蔵(RFS)が青森県むつ市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設が原子力規制委員会の審査に事実上合格したことを受け、規制委の更田豊志委員長は2日の記者会見で「恐れるのは燃料を運び出す先がない状態で、燃料の容器の耐用年数に近づく事態だ」と述べ、貯蔵長期化への懸念を示した。

 RFSは東京電力と日本原子力発電が出資。施設で燃料を最長50年間保管し、再利用するために再処理工場に運び出す計画だが、具体的な搬出先は未定のままで、取り扱いが課題になっている。容器の耐用年数は輸送期間なども見込み60年間としている。