【ベルリン、モスクワ共同】ドイツ政府は2日、同国で治療中のロシア反体制派ナワリヌイ氏に対し、猛毒の神経剤ノビチョクと同じグループに属する物質が使われた「疑いのない証拠」を検出したと発表した。ドイツ軍施設での分析結果という。メルケル首相は2日、ナワリヌイ氏は神経剤による毒殺未遂事件の「被害者だ」と述べ、ロシア政府に説明を求めた。

 ナワリヌイ氏はプーチン政権批判の急先鋒でプーチン政権が関与したかどうかが最大の焦点となる。ノビチョクはソ連が1980年代に開発した化学兵器で軍が保有していた。ロシア側は「ドイツ側とデータ交換などで協力する用意がある」と表明した。