重要な文化財が埋蔵している可能性がある金閣寺(京都市北区)境内で、不適切な工事が行われたとする申し立てを受け、文化庁が京都府教育委員会などに、事実確認のための発掘調査をするよう指導していたことが2日、同庁への取材で分かった。府教委などは7日から調査を始める予定。

 京都市埋蔵文化財研究所の研究員が6月、文化庁長官に申し立てていた。申立書によると、宗教法人鹿苑寺は2016年、文化庁に特別史跡、特別名勝に指定されている金閣寺境内に通路の設置を申請。事前調査で重要な遺構が見つかった場合、設計変更することなどを条件に許可された。