福岡県粕屋町で昨年7月、女性会社員=当時(38)=を襲い殺害したなどとして、殺人や死体遺棄、窃盗などの罪に問われた住所不定無職古賀哲也被告(36)の裁判員裁判で、福岡地裁は17日、「被害者の無念は計り知れない。終生その罪を償わせるのが相当だ」とし、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 岡崎忠之裁判長は、性欲を満たそうとした犯行動機は身勝手極まりないと指摘。「何ら落ち度のない被害者が命を奪われ、人格や尊厳が傷つけられた。犯行結果は重大だ」と述べた。

 言い渡し後「本当の意味で償うことはできないかもしれないが、一生をかけて罪に向き合ってほしい」と説諭した。