名古屋のシンボルが地上に降臨―。名古屋市は16日、名古屋城の天守にある「金のしゃちほこ」を2021年春、地上で展示する考えを明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大で観光産業などが低迷する中、“金しゃち”効果で街に活気を与える狙い。金しゃちが地上で展示されるのは05年の愛知万博の際に下ろして以来16年ぶり。

 市によると、名古屋城の金しゃちは戦災で焼失した初代に代わり、1959年の現天守の再建に合わせて復元された。雌雄一対で、高さ約2・6メートル、重さ約1・2トン。北側の雄の方が大きく、2体で計約88キロの18金で覆われている。