【マニラ共同】アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年の日本など一部先進国を除いたアジア太平洋全体の域内総生産(GDP)成長率がマイナス0・7%になるとの見通しを発表した。インドなど新興国を中心に経済再開が遅れていることが響いた。実際に成長率がゼロを下回れば、マイナス0・1%だった1962年以来、58年ぶりとなる。

 4月時点で予測していた2・2%を6月に0・1%に引き下げたが、さらに下方修正した。新型コロナによる経済活動停滞のほか、米中対立の激化もリスクに挙げた。