【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)と世界銀行が立ち上げた独立組織「世界健康危機モニタリング委員会」は14日、新型コロナ感染症の危険性を各国指導者が軽視し、世界的な対応が遅れたとの報告書を発表した。

 報告書は、各国が「深刻に捉えて対応し、感染対策を優先課題と位置付けることに失敗した」として「科学的知見や根拠などに基づく断固とした行動を取ることが、多くの国で難航した」と指摘。各国指導者が説明責任を果たさなかったことも、各国民の不信を招いたとしている。

 感染症拡大などの緊急事態への備えを協議するため、国連に「世界保健安全保障サミット」の開催を提言した。