熊本大の研究員楢原知里さん(35)が首を絞められ殺害された事件で、遺体の首には明確な圧迫痕がなかったことが14日、捜査関係者への取材で分かった。通常、ロープなどのひも状のものを使った場合は線状の痕が残るケースが多く、手や腕などで絞められた疑いがあるという。

 熊本県警熊本南署捜査本部は、死体遺棄容疑で逮捕した無職熊谷和洋容疑者(67)が殺害にも関与したとみており、今後、方法や場所、日時の特定を進める方針。

 捜査本部によると、熊谷容疑者は楢原さんが住むマンションの元清掃作業員。面識があり、連絡先も把握していたとみられる。