ヘイトスピーチをして朝鮮学校の社会的評価をおとしめたとして、名誉毀損罪に問われた「在日特権を許さない市民の会(在特会)」元幹部西村斉被告(51)側の控訴を棄却し、一審の罰金刑を維持した大阪高裁判決を受け、学校側弁護団や関係者が14日、大阪市内で記者会見した。

 学校法人京都朝鮮学園の趙明浩理事長(56)は、被告の言動に「公益目的があった」と認定した一審京都地裁判決を高裁が維持したとした上で「強い憤りを禁じ得ない」とする学園のコメントを読み上げた。

 高裁判決について「差別社会の深化を押しとどめる役割を放棄するかのような判断で、強く抗議したい」としている。