太平洋戦争のミッドウェー海戦を描いたハリウッド映画「ミッドウェイ」(公開中)のイベントが東京都内で開かれ、出演俳優の豊川悦司と国村隼が登場した。

 海軍大将の山本五十六役を演じた豊川は「ほとんどの日本人が知っているビッグネーム。正直、びっくりしました」とオファーを受けた時の心境を吐露。役作りについては「偉大な先輩たちが何人も演じてきた。片っ端から映画を見て、先輩たちがどう山本五十六と対峙したかをみた」と話す。

 海軍中将の南雲忠一役を演じた国村は「(海戦で敗北を喫して)『おまえがあかんやろ』と言われている人なので、誇らしいという思いはなかった」と言う。一方で「なぜあのような判断をすることになったのかに興味をそそられた。それを糸口に、僕の妄想を広げて演じた」と明かした。

 敗戦の分岐点となったミッドウェー海戦にちなみ、自身の運命を変えた出来事を問われると、国村は「映画というメディアと出合ったこと」と答え、今も自分の中で映画の存在は大きいという。

 豊川は「大学時代に演劇部に勧誘されたこと」を挙げた。「それまでは演劇に全く興味がなかった」と言う豊川は、キャンパスで美形の女子学生に誘われ部室に付いていくと、そのまま練習に参加させられたとか。「お姉さん目当てに通っているうちに、芝居が好きになりました」と話し、会場の笑いを誘った。