【ワシントン、北京、ハノイ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)と日米中韓など域外国・機構が参加するASEAN地域フォーラム(ARF)の閣僚会議が12日、オンライン形式で開かれた。米中対立の激化で緊張が高まる南シナ海情勢で、各国が懸念を表明。一方、米国のポンペオ国務長官と中国の王毅国務委員兼外相は別の外交日程を理由に欠席し、正面衝突を回避した。

 閣僚会議の冒頭発言で、議長国ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は「地域情勢が複雑化し、不確実性が増している。相互信頼を築き安全保障上のリスクを低減させることが重要だ」との認識を示した。