未来のタカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)で、指導の名目で先輩が後輩に課していた、阪急電車への一礼や、大声であいさつをするなどの伝統的な作法を廃止していたことが12日、同校への取材で分かった。「舞台人として必要不可欠なルールではなく、近年のハラスメントに厳しい時代状況も鑑みた」と説明。数年がかりで撤廃したという。

 宝塚音楽学校は2学年制で1学年40人。同校によると、予科生と呼ばれる後輩は(1)先輩が普段利用する阪急電車に礼をする(2)遠くの先輩に大声であいさつ(3)先輩への返事は「はい」か「いいえ」に限定―などのルールがあった。