マレーシア人の元留学生たちが「勉強でお世話になった日本に恩返ししたい」と、国内の病院などに防護服を届けている。新型コロナウイルス感染拡大を心配する医療関係者からは感謝する声が上がっている。

 防護服を寄贈したのは、マレーシア出身の元留学生でつくる互助会「キズナ・プロジェクト」。富山大などで学び、現在は広島市立大の准教授のヌルハイザル・アザム代表(47)は「たくさんの人にお世話になった。コロナで大変な思いをしている日本の医療関係者を応援したい」と話す。

 不織布製の防護服を発注し、これまで川崎市立多摩病院や熊本県多良木町の豪雨災害の避難所などに届けた。