JR西日本と西日本旅客鉄道労働組合は11日、新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化を受け、冬のボーナスに相当する年末手当の支給額を見直す覚書を締結したと明らかにした。夏と冬でそれぞれ2・69カ月分を支給するとした2020年春闘の妥結内容を減額する方向で見直す。減額幅などは今後詰める。

 組合によると労使が合意後にボーナスの額を見直すのは、現行の決め方となった1990年以降で初めて。組合関係者は取材に、減額は避けられないとの見通しを示した。

 JR西は山陽新幹線、北陸新幹線などの利用客急減により2020年4~6月期連結決算で純損益767億円の赤字を計上した。