日産自動車は11日、米ドル建てで80億ドル(約8500億円)の社債を発行すると明らかにした。7月に国内で約4年ぶりに社債を発行したが、調達額が700億円にとどまり、追加の発行に踏み切る。新型コロナウイルス感染拡大の影響で業績が低迷しており、手元資金を確保して経営の安定化を図る。さらにユーロ建ての社債の発行も計画している。

 米ドル建て社債は17日に発行する。日産は販売不振により、2021年3月期に2年連続の巨額赤字となる6700億円の純損失を計上する見通し。新型コロナの影響の長期化に備え、今年4~7月に銀行融資などで計8950億円を調達した。