東日本大震災は11日で発生から9年半を迎えた。死者・行方不明者は計1万8427人、ストレスなどによる関連死は3739人に上る。大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県では、震災遺構や伝承施設などで、亡くなった家族や知人に祈りをささげる人や、以前の街並みに思いをはせる人の姿が見られた。

 宮城県南三陸町では、町職員や住民ら43人が犠牲となった防災対策庁舎が残る震災復興祈念公園に足を運ぶ遺族もいた。

 津波で壊滅状態になった福島県浪江町請戸地区を見下ろす高台の墓地。女性2人が30分ほどかけて、亡くなった友人や親戚の墓一つ一つに手を合わせた。