自民党の岸田文雄政調会長は11日、初の著書「岸田ビジョン 分断から協調へ」を出版した。格差是正をはじめとした自身の政策がつづられており、立候補した総裁選との相乗効果でさらなる知名度向上を狙う。大学受験に3度失敗した経験も率直に明かし「私を理解していただく一つの参考に」とアピールする。

 著書では安倍政権の経済政策「アベノミクス」を総括。大企業と中小企業、東京と地方の間で格差が広がったと指摘し「『格差』という名の分断の解消も取り組みたい政治テーマだ」とした。

 出版は当初、15日の予定だったが、総裁選立候補を受けて前倒しした。