菅義偉官房長官は11日の記者会見で、消費税増税に関し「安倍晋三首相はかつて、今後10年くらいは上げる必要はないと発言した。私の考えも同じだ」として、10%の現行税率を当面は据え置くべきだとする考えを明らかにした。ただ少子高齢化の進行を踏まえ、将来的には増税が必要になるとの認識を示した。

 菅氏は「政権発足以来、経済再生なくして財政健全化なしとの考えの下でアベノミクスを推進してきた。昨日発言したのはあくまでもその先のことを念頭に置いたものだ」と述べた。その上で、当面は新型コロナウイルス対策や経済再生に全力で取り組むとの姿勢を強調した。