記録的大雨で10人が死亡、広域で浸水した東海豪雨から11日で20年を迎えた。河川氾濫や、市街地に降った雨の排水が追い付かない「内水氾濫」で市域の3割以上が浸水した名古屋市では、決壊した新川沿いの「あし原公園」(同市西区)で、住民らが教訓を語り継ぐ集いを開催。減災への取り組み継続を誓った。

 東海豪雨は2000年9月11~12日、停滞中の秋雨前線に台風からの湿った空気が流れ込んだ影響で大雨となり、愛知県を中心に約7万棟が浸水したほか、鉄道や道路など交通インフラがまひ。大量の避難者や帰宅困難者も発生し、都市型水害への対策を見直す契機となった。