【ロンドン共同】英製薬大手アストラゼネカのパスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)は10日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)データを2020年内に当局に提出することは可能だとの認識を示した。欧米メディアが報じた。被験者に副作用が疑われる深刻な症状が発生し、全世界で同ワクチンの治験を中断している。

 ソリオCEOはワクチンの治験の中断は「よくあることだ」と指摘。近く再開できれば、「効果があるかどうか年内に分かるはずだ」とした。さらに「年内ないし来年の早い時期に完成する可能性はまだある」とも説明した。