【ロンドン共同】欧州中央銀行は10日、ユーロ圏の金融政策を議論する理事会を遠隔会議方式で開いた。ラガルド総裁は会合後の記者会見で、2020年の実質域内総生産(GDP)が8・0%減になるとの見通しを公表。6月の前回予測の8・7%減から上方修正した。足元のデータが「力強い回復を示している」と説明した。

 一方、ユーロ圏の消費者物価指数が、新型コロナウイルス感染症流行に伴う原油安などを背景に「今後数カ月は下落する」との見通しを示した。8月は前年同月比0・2%のマイナスと4年3カ月ぶりに落ち込んだ。流行収束のめどは立っておらず、デフレへの懸念は強まっている。