東日本大震災直後に岩手県大槌町で見つかった遺体が同町の三浦裕子さん=当時(52)=と判明し、9年半を経て夫の会社役員三浦憲さん(62)に引き渡されることが10日、県警や三浦さんへの取材で分かった。火葬され、DNA型は検出されなかったが、県警は髪形やあごの骨格などの特徴から特定、三浦さんや家族は「できる限りのことはした」と引き受けを決めた。

 2011年3月の震災で裕子さんら家族5人が犠牲となった。

 町内の遺体安置所を回り、多くの遺体を確認。妻がよくしていた三つ編みに髪を結んだ、体の半分ほどが焼けた遺体があったが、当時は「何か違う」と思い、引き取らなかった。