【北京、ワシントン共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がトランプ米大統領に宛てた多数の親書で「閣下」と称賛し、決裂した昨年2月のハノイでの再会談も「かけがえのない思い出」だとして秋波を送り続けていたことが分かった。米著名記者ボブ・ウッドワード氏が近く出版する新著の内容を米紙ワシントン・ポストやCNNテレビが10日までに報じた。

 金氏が「ラブレター」(トランプ氏)でおだて上げ、非核化に関する具体的な実務協議を避けながらトップ会談へと巧みに誘い出したことが改めて浮き彫りになった。

 ウッドワード氏は両首脳が交わした書簡27通の内容を確認した。