鹿児島・奄美大島で外来種のマングースを駆除する事業を進める環境省は10日、2019年度の捕獲数がゼロだったと発表した。同省によると、捕獲がなかったのは00年の事業開始以降で初めて。ただ、目撃情報は寄せられており、22年度までの根絶を目指し、探索犬などによる捕獲を続ける。

 政府が世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)を巡っては、アマミノクロウサギなどの保護対策が課題。環境省は「ケナガネズミなどの在来種は、事業の成果で生息状況の回復傾向が確認されている」としている。