宮城、茨城、栃木の3県で計8人が死亡した2015年の関東・東北豪雨で、茨城県常総市の鬼怒川堤防が決壊してから10日で5年となった。決壊現場で追悼行事が開かれ、神達岳志市長は「区切りの年。教訓として防災力を強化し、自助、共助、公助の連携を強めていきたい」と誓った。

 雷鳴がとどろく中、市幹部や住民ら約30人が黙とう。自宅が被害を受けたという上三坂地区長の篠崎三郎さん(72)は「家の再建など一つ一つやってきた、必死な5年間だった」と振り返った。

 常総市では総面積の約3分の1が浸水し、5千棟以上が全半壊。豪雨後に13人が災害関連死に認定された。