モーリシャス沖で日本の貨物船が座礁し大量の重油が流出した事故で、モーリシャス政府が汚染海域の魚介類の一部から石油主成分の炭化水素を検出したとして、付近で捕った魚や貝を食べたり販売したりしないよう住民に通知したことが10日分かった。

 油が漂着した8カ所で調査し、うち2カ所で8月14日と15日に採取した複数の魚から炭化水素を検出。漂着しなかった海岸13カ所のうち1カ所でも24日、毒性が強い炭化水素の一種が貝から見つかったという。

 通知は今月8日付で、直線距離で約20キロに及ぶ海岸近くの魚介類が対象。既に一帯では漁が禁じられている。