高知城(重要文化財)の国宝指定を目指し、民間団体が懸賞金500万円を出して天守の創建時期が記された「棟札」など新資料を探している。学術的に認められれば、国宝「格上げ」への後押しになるという。

 懸賞金を出しているのは、地元の政財界関係者や歴史愛好家らでつくる「高知城を国宝にする県民の集い」など2団体。

 高知城は初代藩主・山内一豊が築いたが、1727年の火災で焼失した。現在の天守は49年に再建されたとされるが、再建時期を記した棟札がなく、79年の修理時の棟札や追手門の建て替え時の棟札が残っているのみ。資料の整備が不十分で、学術的評価が進んでいないという。