電源開発(Jパワー)は10日、青森県大間町で建設中の大間原発について、安全対策工事の開始時期を従来の2020年後半から22年後半へ2年延期すると同町に伝えた。工事終了は27年後半、運転開始は28年度を見込んでいる。原子力規制委員会による新規制基準の適合性審査の長期化が理由で、延期は4回目。

 大間原発は全炉心でMOX燃料を使う世界初の商業用原子炉。運転開始が遅れると、国内のプルトニウム消費に影響が出る可能性がある。

 町議会の特別委員会終了後に記者会見した金沢満春町長は「2年後にはきちっと着工できるようすべきだ」とくぎを刺した。