戦国武将・上杉謙信の愛刀とされる国宝「無銘一文字」の公開が10日、岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館で始まった。名刀の生産地だった瀬戸内市は、ふるさと納税や寄付で集めた資金を使い、文化庁とも協議の上、所有していた岡山県内の個人から3月に5億円で購入した。

 公開は10月4日まで。観覧にはホームページや電話を通じた事前予約が必要。

 瀬戸内市文化観光課によると、無銘一文字は、鎌倉時代中期に作られたとされる備前刀。上杉謙信や跡を継いだ景勝の愛刀と伝えられている。山鳥の羽毛のように乱れた刃文から「山鳥毛」の愛称もある。1952年に国宝となった。