【ロンドン、ブリュッセル共同】1月に欧州連合(EU)を離脱した英国とEUの間で発効済みの離脱協定を巡り、ジョンソン英政権は9日、協定を骨抜きにする内容が含まれる法案を英下院に提出した。

 EUのフォンデアライエン欧州委員長はツイッターで同法案を「大変懸念している」とし「国際法違反であり、信頼関係を損ねる」と批判。英政府内でも問題視する声があり、双方の将来関係を決める交渉が難航する中、混乱が深まりそうだ。

 ロイター通信によると、法が成立すれば、輸出申告などの手続きに関して離脱協定の内容を無視する権限を英側が持つことになるという。