「体にタトゥーを入れている」との情報を確認しないまま解雇されたのは不当として、東京都内の高級すし店に勤務していた男性(20)が1日、経営会社に対し、雇用の継続や計580万円の損害賠償を求め東京地裁に労働審判を申し立てた。

 男性の代理人弁護士によると、男性の友人が7月、すし店店長と会食した際、男性の体にタトゥーがあることを推測させる発言をした。普段の勤務中の服装ではタトゥーは見当たらなかったが、店側は会食から2日後に男性を解雇した。

 男性は抗議したが会社の寮の即退去を迫られた。店側はその後、解雇を撤回したが、男性はうつ病と診断され、職場に復帰できていない。